消火器の悪質な訪問点検にご注意を!!

              


金額を見て絶句・・・
 高額な請求をされて、初めてその業者が以前から継続して依頼している点検業者ではなく、だまされたことに気が付く…
 会社や工場、スーパーマーケット、学校、幼稚園など消火器が設置されている防火対象物を狙って、巧妙な手口により消火器の点検や充填薬剤の詰替を行い、時には脅迫的な言動・態度で高額な料金を請求するトラブルが全国で多発しています。
 悪質な消火器の訪問点検に遭わないように以下のことに注意し、被害を未然に防止してください。
 
これが悪質業者の手口!
 狙われやすいのは、受付や派遣社員、アルバイトなど消火器の点検に詳しくない人です。事前に、すべての社員に悪質業者の手口を知らせておくことが大切です。
 
その1 契約業者になりすまして…

「消火器の×××です。消火器の点検時期になりましたので、今から(○○日)お伺いします。」
※ 女性の声が多い!?
「いま、△△にいますが、○時頃、そちらの点検に伺います」と電話がかかってきます。
※ 予告なしで突然訪問する場合もあります!

その2 契約書であることを隠して…


「消火薬剤を詰め替えます」といって、消火器を集めて持ち帰ります。そして「消火器を預かりましたので、ここにサインを下さい」と契約書であることを隠してサインを求めます。

 
その3 支払いを強要

 悪質業者は、サインの入った「契約書」を持ち出し、合法的な契約であることを主張し、支払いを強要してきます。
 勘違いしたことにより支払いを拒否すると、更に強い口調で支払いを求めたり、消火器の返却を拒否してきます。


被害防止のポイント


☆「受付」で防ぐ!
 総務部、受付、休日の守衛室など電話の代表窓口には
 ・契約している点検業者名(社名・担当者名)
 ・直近の点検実施日
 を明確にしておき、契約していない点検業者は受付ではっきり断りましょう。
☆安易にサイン・押印に応じない!
 悪質業者は書類を2つに折ったりして契約書であることを隠して提示してきたり、小さな字や複雑な文章が記載された書類を提示してサインを求めてきますので、書類の内容をよく確認しましょう。
  • 料金をその場で支払ったり、払う約束はしない!
  • 請求金額の値引きを要求すると、契約を認めることになるので絶対に言わない!
  • 点検業者に紛らわしい表現などがあった場合は、契約の無効を主張する。
  • 悪質業者が居直る場合は、警察に連絡してください。

高額請求に遭った場合は・・・
 悪質業者が言った言葉や、その手口を詳細に記録しておき、相手の行為に法令違反がなかったか弁護士に相談することが最も確実です。
 民間事業者間の契約内容について行政機関が関与することには限界がありますが、消防法令等に違反している場合には、消防や警察の協力を求めることができます。
 また、過去に消火器の訪問点検によるトラブルについて、裁判で争われた事例も消防庁ホームページに紹介されています。
 

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