■体位管理■


けがや病気で苦しんでいる患者は、無意識のうちに自分にとって最適な体位(座ったり寝転んだりする)をとっている。しかし、意識のない患者は不適切な体位のため、病気などが悪化する恐れがあります。
体位管理は、患者の苦痛を和らげたり、それ以上悪化させないための、重要な応急処置です。

回復体位
回復体位の手順−1 1.患者の横に立て膝で座る 回復体位の手順−2 2.下になる側の手を挙げる
回復体位の手順−3 3.上になる側の足を立てる 回復体位の手順−4 4.患者の肩と腰のあたりを持ち横向きにする
回復体位の手順−5 5.上になる側の手をあごの下に入れる 回復体位の手順−6 6.3で立て膝にした足を90度に曲げ安定させる
回復体位の手順−7 7.できあがり

その他の体位
仰臥位 腹臥位
仰臥位(ぎょうがい)
最も安定した自然な姿勢
腹臥位(ふくがい)
食べ物を吐いているときや、背中にケガをしている時
半坐位 起坐位
半坐位(はんざい)
・胸や呼吸の苦しさを軽減
・頭にケガや病気をしている時
坐位(ざい)
胸や呼吸の苦しさを軽減
膝屈曲位 ショック体位
膝屈曲位(ひざくっきょくい)
腹部の外傷、腹痛時
ショック体位
貧血や大量出血している時



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